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幡咋山
【はたくいやま】


飯石(いいし)郡赤来(あかぎ)町南端,広島県境に近い山。標高904m。「風土記」に「郡家の正南五十二里なり,紫草(さきくさ)あり」とし,「風土記抄」にも「けだし上来島郷小田の深山なり」とある。今の赤来町大字小田から東南にあたる広島県高津へ越す道に幡咋峠(はたくいたわ)があり,その北方の山であることがわかる。紫草は今は絶えてない。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7180709