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日向山
【ひゅうがやま】


能義(のぎ)郡広瀬町大字富田(とだ)の月山(がつさん)東方の山(304m)で,日向丸とも呼ばれる。月山の東北部にある鉢屋が成(はちやがなり)・座頭が成の辺りから連絡路が通じる。伝説によると藤原景清が富田城築城の際,この山に仮の館をつくり,富田城を完成させたといわれ,尼子氏が城主となってからは,ここを朝拝所として使用し,また独松(どくしよう)山(321m)とともに東方の見張所として重要な拠点とした。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7180953