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藤掛城山
【ふじかけじょうやま】


邑智(おおち)郡羽須美(はすみ)村大字木須田にある山。標高354m。瑞穂(みずほ)町境の大原山の一分脈が北西方向に伸び,急傾斜面で出羽(いずわ)川に臨む突端にあり,正平年間,高橋大九郎が築城し,出羽川流域を中心に出雲・備後・安芸の3国に及ぶ広範囲の地域を勢力下においた。また大庭集落の背後の標高303mの山頂にも鷲影城を築いた。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7181057