三ツ石山
【みついしやま】

那賀(なか)郡旭(あさひ)町市木と広島県山県(やまがた)郡芸北町大暮(おおぐれ)との県境にある山。標高1,163m。もと広島・浜田・津和野３藩領の領境であった。領境にまつわる伝承があり，山名もこの伝承にちなんで語られている。西中国山地国定公園の区域内にある。大正初年ブナ・ナラ・カエデなどの原生林を伐採し，大暮にあった中国製鉄株式会社の製鉄炭とした。

KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7181435