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見付島
【みつけじま】


隠岐(おき)郡西ノ島大字別府の海岸にある島。長径80m・短径50m・高さ20mの円形の島。後醍醐天皇の行在所とされている黒木御所のある半島と相対している。伝説によると黒木御所の行在所に幽閉されている天皇を監視する北条氏の武士が見張り所を設けていたというので見付島の名が生じたという。島には松が密生しているのみで,人家もなく,湧水もない。付近の海域は国の天然記念物クロキヅタの自生地である。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7181439