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緑が岡
【みどりがおか】


益田(ますだ)市高津町の砂浜海岸から約600m内陸部にある岡。東から松崎・緑が丘・松が丘,さらに持石から喜阿弥海岸内陸部の砂丘へと続く砂浜の中心部にある白砂青松の砂丘地であり,高津(たかつ)川・益田川の吐き出す土砂が季節風に吹き寄せられ,砂浜の隆起現象と相まって,漂砂堆積してできたものといわれている。第2次大戦中滑空訓練所が置かれたが,大戦後は開拓農民の入植により開発が進み,市営住宅の建設,競馬場の設置,付近の蟠竜(ばんりゆう)湖を中心とする県立自然公園の指定など,地区内の戸数・人口も増加し,現在は益田駅から15分ごとに緑が岡行・蟠竜湖行のバスが発着するまでになっている。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7181457