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六ツ島
【むつしま】


多古(たこ)港北西に点在する大小6つの島で総称して六ツ島という。方言で「もちしま」。「風土記」には「毛都島。紫菜・海藻生えり」とある毛都島が現在の六ツ島。本島は周囲約0.5km,他に南小島・中の小島・ふたわい・てぎゃ・西てぎゃの小島があり。これらの島はノリ・ワカメ・テングサ・サザエ・アワビ等水産資源が豊富であり,周辺はタイ・イサキ・メバル等磯釣り・船釣りの好漁場でもある。島の南方に古くからもち島大敷といっていた定置網を設け,現在は自営により操業している。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7181568