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横尾山
【よこおやま】


隠岐(おき)郡都万(つま)村・五箇(ごか)村・西郷(さいごう)町の境にある標高572mの山。アルカリ石英粗面岩の溶岩台地から成る。北東から南西に走る約450mの平坦な山頂が8km連なり,側壁は流紋岩特有の柱状節理の断崖となっている。台地末端の急崖の下には岩層堆積丘陵が発達している。第2次大戦後,大型林道が開通し,森林の伐採が進み,観光上からも重視されるにいたった。横尾山を境にして西北は古代の河内(かむち)郷,現在の五箇村,南西は都万郷,現在の都万村である。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
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