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大芦高原
【おおあしこうげん】


英田(あいだ)郡英田町上山の南部から和気郡佐伯町境にかけて広がる高原。標高450~500m。花崗閃緑岩質からなる。最高所は町境上にある妙見山(519m)で,山頂には妙見様を祀る祠があり,四囲に眺望が開けて風光明媚である。南と西は鳥坂峠・打火峠を越えて,佐伯町大岩・奥塩田に至る。妙見山の西麓には大芦の集落があり,その西に大芦の大池がある。鳥坂峠近くには,源頼朝再建と伝えられる鳥坂山妙徳寺がある。現在,英田町では美しい自然を活用して,大芦レジャーセンターと称する観光開発が進められ,学生休暇村などのレジャー施設の整備が行われている。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7182505