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大神宮原
【だいじんぐうはら】


苫田郡奥津町,泉山西麓に広がる緩斜面。標高500~750m。主として中生代後期の花崗岩類からなり,表層は大山火山に起因する黒ボクに覆われる。近世には砂鉄採取とたたら製鉄が盛んに行われた地域で,いたる所に鉱滓が見られる。湯原奥津県立自然公園に属し,北西麓の国道179号沿いに奥津温泉・人形峠があり,自然レクリエーション地域として位置づけられている。緩斜面はほとんど畑・牧草地で,県による大規模草地改良事業の対象地で約60haにわたり草地改良事業が進展し,夏山冬里方式による牛の放牧が行われている。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7184671