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本宮高倉山
【ほんぐうたかくらやま】


本宮山・高倉山ともいう。岡山市東部,赤磐郡山陽町との境にある山。標高458.3m。頂上付近は古生代後期に属する岩石からなる。西側は急傾斜で旭川に臨むが,東はやや傾斜が小さく,山麓にはモモ・ブドウなどの果樹園が開ける。頂部に続く北側の上地(こうじ)山・滝城山などとともに,江戸期には猪狩りがしばしば行われたと記録されており,山腹には猪垣が残存する。南麓には古代山陽道の高月駅の伝承地や備前国分寺跡,前方後円墳の両宮山古墳など史跡が多い。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7186505