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笹ケ丸山
【ささがまるやま】


広島市北西部の安佐北区安佐町久地字高山にある山。北西斜面は佐伯(さえき)郡湯来町との境。標高648m。北東~南西方向の断層に従う吉山川と水内(みのち)川に挟まれ,北東の滝山や南西の東郷山と直線状の山列をなす。山頂周辺は花崗岩地帯で,堅い岩塊を残して開析が進み,緩傾斜が広がる。南側の緩斜面の地(約400m)には,山塊の合い間に高山の集落が開ける。北東中腹から滝山中腹にかけては堅い古生層が分布し,太田川が先行谷をなすため,緩やかな尾根が急傾斜で太田川に臨む。東側も,断層線に従う宇賀峡に急斜面で落ちる。山の大部分は国有林。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7189074