城仙山
【じょうせんやま】

佐伯郡中央の佐伯町虫所山にある山。標高573.6m。いくつかの峰にわかれている。北東に接する矢生(やぶ)山と違って官有林であり，人々に馴染の薄い山であった。親しまれてきた山としては，虫所山字河面(こうも)にせり出す標高460mの支脈があり，新高山と呼ばれる。北側斜面は古生層が載る。南側一帯は花崗岩で，丘陵を形成して津田盆地に至る。

KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7189287