高八山
【たかはちやま】

広島市北西部，安佐北区安佐町久地にある山。標高429.7m。太田川周辺に残る堅い古生層の南端に当たり，浸食に強いため三角錐のような山容を呈する。南麓から南は中生代の花崗岩地域に変わる。深層風化が進み，柔らかい真砂からなる丘陵が広がる。丘陵に安佐農協が三国グリーンセンター・花木研修センターを設置，花木の栽培・出荷とともに，広い敷地内に遊歩道を設けて郷土の森や四季の森などの施設を建設中。

KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7189618