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長浜
【ながはま】


佐伯郡宮島町の宮島桟橋地区に接して北東に広がる入江。古くから近隣地域に親しまれた海水浴場。長浜は厳島合戦の舞台となった宮尾城築城の際の荷揚げ場であったようで,合戦前は桜尾城(廿日市市)にいた毛利軍との連絡の場でもあった。長浜から島の北東角の聖崎(ひじりざき)へは長浜北端の小なきり,さらに入江をはさんで大なきりがあり,清水ケ浦,米ケ浦を経るが,道路は長浜から山中に入って杉ノ浦へ,さらに包ケ浦,鷹ノ巣浦,入浜,腰細浦から大砂利までのびている。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7190066