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万古渓
【ばんこけい】


佐伯郡佐伯町にある渓谷。小瀬川の支流大虫川が仁井山と所山の間の花崗岩地帯に形成した横谷で,長さ約1km,100mの落差をもつ。谷には滝や淵が多く,両壁は100m近い垂直崖をなし,この落差を利用して導水路発電が行われている。春から秋にかけて観光客が多く,渓谷の入口には万古渓養魚観光センターがあり,釣りが楽しめる。県道は渓谷の上を通り,湯来と津田を結ぶ。大虫川は渓谷を出たのち七瀬川と合流し,やがて栗栖で小瀬川に合流する。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7190471