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飛田野呂
【ひだのろ】


比婆郡東城町の南東部にある丘陵。標高約500m。川東と久代の境に広がり,岡山県境に続く。北西の河谷平野から比高約300mの台地をなす。古生代二畳紀の石灰岩の台地。東城川を隔てた三原野呂ほど地質学的な特色をもたない。台地面はアカマツの優占する雑木林で,深く入る谷壁はスギの植林が進んでいる。「のろ」は高所の平坦面をさす言葉で,谷に沿う平坦面は「さこ」と呼ばれる。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7190586