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傍示峠
【ぼうじだお】


西中国山地の山県郡芸北町と島根県金城町の境にある峠。大佐山塊東麓の大佐川と波佐川の陰陽分水界に位置する。標高700m。国道186号が峠道となる。地形図に棒路峠とも載ることから,中世の四辺牓示にちなみ,杭打ち表示が行われたことを意味する。古くは山県郡奥山荘として,峠の麓の亀山八幡神社は惣社として所在した。現在峠道は,広島市と島根県浜田市とを結節し,バス路線が開設される。近くには大佐スキー場がある。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7190826