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三国山
【みくにやま】


県北東部,比婆郡東城町の北部にある山。標高1,158.5m。北は鳥取県日南町,東は岡山県神郷町で,西が東城町小奴可(おぬか)字持丸である。備中・備後・伯耆の3国にまたがるのが山名の由来(芸藩通志)。県境を東西に連なる中国脊梁山脈の一角で,北西に道後山(1,268.9m)がそびえる。中生代白亜紀の花崗岩類が分布する緩やかな斜面の山。西麓の持丸川に沿って陰陽連絡路(大坂峠)があったが,今は廃れた。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
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