柱島群島
【はしらじまぐんとう】

県南東部，安芸灘の南部にある群島名。柱島を中心に，北方に保高島・手島・中小島・端島・小柱島（帆柱島），西方に伊勢小島・黒島・鞍掛島，南方に続島（ツクネ島）・長島（特牛島）・福良島が，東西10km・南北10kmの海域に分布する。大部分は領家変成帯に属する花崗閃緑岩からなり，特に伊勢小島・続島・長島・福良島は珪質片麻岩の硬岩からなる。昭和32年離島振興法による対策実施地域として，有人島の柱島・端島・黒島が柱島群島として指定を受けた。

KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7194104