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井内谷川
【いのうちだにがわ】


「いうちだにがわ」ともいう。三好郡井川町中央を北流する川。吉野川右岸の支流。延長7.8km,流域面積27.3km(^2)。日ノ丸山および腕(かいな)山を水源とする。流域の急斜面を利用して明治39年,右岸の正夫(しようぶ)谷下に水路を設け小規模な発電を行った。四国で最初の水力発電所である(辻風土記)。昭和28年源流部の水ノ口峠下に最大出力2万kwの松尾川第1発電所が完成した。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
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