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大川原高原
【おおかわらこうげん】


名東(みようどう)郡佐那河内(さなごうち)村と勝浦郡上勝町にまたがる高原。旭ケ丸の北東斜面の標高700mから1,000mの間をいう。昭和53年に旭ケ丸・大川原高原約52haが県の生活環境保全林に指定され,アセビ・ナナカマド・ツツジ類4万本が植樹された。また,展望台・遊歩道・キャンプ場などが建設された。稜線からの展望に優れ,特に徳島市内が一望のもとに見渡せる。約4km東の杖立山の北中腹にシャクナゲで有名な徳円寺があり,シャクナゲ・ツツジのシーズンには車道が一方通行の規制を受けるほどににぎわう。高原内には約2haの大川原牧場があり,5月から9月まで牛が放牧されている。佐那河内村の中辺から阿波中央スカイラインが通じている。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7195406