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小川谷
【おがわだに】


「おごだに」,松那川ともいう。三好郡東祖谷山(ひがしいややま)村南西部を流れる,三嶺(みうね)連峰の西を限る祖谷川左岸の支流。延長約9km,流域面積39.6km(^2)。村内新居屋の祖谷川橋下で本流に注ぐ。古味で合流する東側の流れが本流(谷道川)で,これをのぼり南西方向に折れるとやがて矢筈(やはず)峠に,西側の流れ(樫尾川)に沿うと京柱峠に達する。共に高知県との境である。前者は高知県物部村大栃(おおどち)へ,新居屋から後者への道は国道439号で同県大豊町東土居に通じる。流域は林業地域だが,原生林はほとんど認められない。矢筈峠から物部村明賀(みようが)を結ぶ北東~南西方向に活断層が存在する。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7195515