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沢谷川
【さわだにがわ】


那賀郡木沢村北東部を南流する川。坂州木頭(さかしゆうぎとう)川左岸の支流。延長約11km,流域面積32.7km(^2)。高城山を水源とする。中流から上を釜ケ谷(かまがたに)または釜ケ谷川という。概して急流で,2つの著しい遷急点を有する。合流点すぐ北を大轟ノ滝(おおとどろのたき)といい,3.5km上流のものを大釜ノ滝(おおがまのたき)という。後者は屏風のような岩壁の下にある。釜ケ谷の転石は輝緑凝灰岩が多く色彩が鮮やかで,昭和45年大阪万国博覧会場の日本庭園の石組に使用された。渓岸に沿い北端の雲早トンネルへ未改修の国道193号が通じる。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
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