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中曽山
【なかぞやま】


三好郡山城町西端近くの山。高知県と本県との境界線をなす三傍示山と黒滝山を結ぶ山稜から派生する。山域は両県にまたがるが,山頂は約1.5km山城町側にある。標高929m。剣ノ山の南約2.5km,三傍示山の南東約2kmに位置する。白川の西又谷と東又谷とに挟まれて孤立する山稜で,南西から北東に細長く約2kmにわたって延びる。幅は1kmに及ばない。古くは中津山と呼ばれ,「阿波志」にも「中津山,不生山(三傍示山)の北にあり」と記載されている。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7196783