長滝山
【ながたきやま】

那賀川と支流の紅葉川・谷内川の３渓谷によって取り巻かれる独立峰。那賀郡相生(あいおい)町のほぼ中央に位置する。標高581.6m。那賀川を隔て南南東約５kmの鉢ノ山と対峙する。全山スギ・ヒノキの人工林。山麓では相生茶の栽培が盛んで，西側の谷，紅葉川流域ではアメゴ養殖，食肉牛などを飼育する。東山麓牛輪の大宮神社の大般若経は県文化財である。山頂から700m東の526mのピークを地元では大滝山と呼んでいる。

KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7196785