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中東山
【なかひがしやま】


高ノ瀬と石立山のほぼ中間に位置し,別府峡谷(高知県)と高ノ瀬峡谷に挟まれる山。高知県物部村と那賀郡木頭(きとう)村の境をなす。標高1,684.6m。「木頭村誌」にも山名の記載はなく,昭和40年代の地形図に初めて山名が明記された。高ノ瀬峡谷の支流治平谷の源流となっている。剣山国定公園に属する。標高1,000m以上はブナの原生林である。山頂の南東に大きな石灰岩の断崖がある。登山道は石立山・高ノ瀬(剣山)縦走しかなく,石立山から約3時間,剣山からは約6~8時間を要する。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
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