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西又山
【にしまたやま】


那賀郡木頭(きとう)村と高知県馬路村・安芸市の境をなす山。高知県との県境が高ノ瀬・石立山から南下し,県境が東方に直角に曲がって,甚吉森に向かう角に位置する。石立山の南約10kmにある。標高1,360m。頂上は2つのピークからなる。山名の由来は高知県側の西川の西又谷にちなむ。昭和36年の「木頭村誌」の村内の主な山岳には山名が見えず,昭和40年代の地形図に初めて山名が現れた山である。東北東2kmに天霧ノ滝がある。頂上はスズタケに覆われている。登山道は高知県安芸市の伊尾木川沿いの土居・甚吉森からの縦走路がある。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7196933