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野間谷川
【のまだにがわ】


名西(みようざい)郡神山町中部,野間地区を北流する川。鮎喰(あくい)川右岸の支流。延長4.5km,流域面積8.4km(^2)。旭ノ丸峠東方を水源とし急流が続く。中流以上は地滑り地形が広がり,崩壊多発地帯である。急流を利用して大正12年から左岸で神領発電所(最大出力304kw)が営業していたが,昭和48年に廃止された。下流は扇状地を形成し,そこに役場など神山町中枢部が立地する。水源付近の柴小屋にはブナの原生林が広がっている。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7196971