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源氏ケ峰
【げんじがみね】


木田郡牟礼(むれ)町にある山。標高217m。庵治(あじ)半島南部八栗山塊の南端に位置する。源平合戦のとき,源義経がこの山に登り,平家の陣を眺めて戦略をたてた所と伝え,円形の巨石があって義経の腰掛石と呼ばれ,この石に触れると腹痛を起こすとの言い伝えがある。峰の北方はやや平坦な地形で,石斧・弥生式土器等を出土しており,俗に野田場(のたば)と称し,ここにある池を野田場池という。現在四国霊場八十八か所第85番札所八栗寺への東側からの参詣車道が頂上近くを通過する。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
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