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高無防山
【たかむぼうやま】


「たかんぼやま」ともいう。通称大山(おおやま)。丸亀市の本島の北東部にある山。標高199m。北西麓にある屋釜集落を高無坊ともいう。東の遠見山との間の峠道から登山道があり,頂上付近の木立の間からは北に水島灘,東に瀬戸大橋の架橋工事,南の眼下に本島の中心集落泊,本島港,瀬戸内海の本船航路と牛島,さらに丸亀方面の眺めに優れる。登山者はほとんどなく,アカマツ林がアベマキに移行中で,ツル性植物の植生が発達している。第2次大戦中にはこの山に防空屯所が置かれた。東の中腹には直径1~2mの自然石が並ぶ。数年前までは,当山ではマツタケ採りも行われていた。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
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