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立石山
【たていしやま】


木田郡三木町の北部に位置し,牟礼(むれ)町との境にある山。標高273m。西の小野ケ原,東の無念灯(峰堂)の山とともに三木町北部の山系をつくる。山名は,山の東側斜面に巨岩が立つことにちなみ,この巨岩については白蛇の伝説がある。東山麓の集落も立石集落と称する。当山の西側峰続きにある小野ケ原山(258m)は西行法師の歌にも詠まれ(藻塩草),小野左大弁謫居の地として知られる。立石山を含めて,一帯の山を総称して小野ケ原と呼ぶ。当山の南麓には名勝男井間池があり,池の西側丘陵には香川医大,立石山の北方の峰続きに屋島ゴルフ場がある。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7199030