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常山
【つねやま】


春日神社が所在するため春日山ともいう。坂出(さかいで)市の南部,福江町と川津町の境をなす山。標高283m。花崗岩を基盤に,凝灰岩・讃岐岩質安山岩をのせた円錐形の山で,県を代表するビュートの1つ。北西斜面・南斜面がよく開墾されて,ミカンなど果樹園に利用されている。山麓には春日神社・川津小学校のほか,古くから福江・大池・春日などの集落が発達する。また,番の州工業地帯に関連して,アジア共同石油の社宅,川崎重工業の東山団地もこの山麓にある。昭和58年,この山と北東の金山(281m)の鞍部に,国道11号バイパスの金山トンネルが開通した。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
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