角川日本地名大辞典 四国地方 愛媛県 12 雨霧山【あまぎりやま】 上浮穴(かみうけな)郡小田町の中央部にある山。標高1,245m。小田深山の北側にそびえる山で,南斜面は小田深山の国有林,北斜面は私有林であり,ともに山頂付近まで植林されている。山名の由来は,雨がよく降り,霧がよくかかることによるという。地形は急峻で壮年期の地貌を呈する。地質は秩父古生層で,その風化した沃土は人工林の育成に適する。 KADOKAWA「角川日本地名大辞典」JLogosID : 7200180