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大峰ケ台
【おおみねがだい】


松山市西方の分離丘陵。山頂の三角点は標高133.3m。付近の地質は北半が花崗閃緑岩,南半が礫岩・砂岩・頁岩からなり,一部に珪質凝灰岩がみられる。山腹にはミカン・伊予柑・桃などの果樹栽培がみられる。北東麓に河東碧梧桐の墓のある宝塔寺,長崎浦上の教徒のキリシタン流謫の墓,南麓に国宝大宝寺本堂,朝日八幡神社がある。眼下に古照遺跡を眺望できる。なお,山頂付近には集落跡があり,弥生後期初頭の高地性遺跡といわれる。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7200671