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感応寺山
【かんのうじやま】


大洲(おおず)市東宇山と藤縄との境にある山。標高689m。山頂に現在小さな祠はあるが感応寺という寺はない。出石層の緑泥片岩地帯で南と西の斜面は急峻で,北と東斜面は緩傾斜。山腹に藤縄の卯継藪・竹屋敷の小集落があるが過疎化しつつあり,大洲市はこの山間農業地域の開発を進めるため,東宇山・新谷の中久保・恋木・藤縄へ通じる比高250~300mの山間地を横に結ぶ道路を最近開通した。これにより孤立していた集落が生産物の搬出販売ならびに生活必需品の購入輸送等に便利になった。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7201028