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菊ケ森
【きくがもり】


上浮穴(かみうけな)郡久万(くま)町大字菅生(すごう)と大字下畑野川の境にある山。標高914m。台状形の山容を持つ山で,第2次大戦中は監視哨が置かれていた。山頂からは眼下に久万の街並み,畑野川地区の集落,東方には四国の最高峰石鎚の山並み,北方には三坂峠越しに瀬戸内海が望見できる。現在は植林され緑の山になっているが,昭和30年ころまでは山全体がカヤでおおわれ,その形から「ぼうず山」の名で地元の人々に親しまれていた。久万の人々はこの山への降雪で冬の訪れを知る。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7201053