100辞書・辞典一括検索

JLogos

6

古法皇山
【こほうやま】


古法王山とも書き,真山ともいう。越智(おち)郡弓削(ゆげ)町,弓削島の中央にある山。標高302m。急峻で弓削瀬戸,広島県因島,生名(いきな)島など近島の展望にすぐれる。名称は弓削神社(弓削法皇宮)の旧社地にちなみ,今も道鏡と孝謙女帝を祀る小祠がある。付近には弥生時代~古墳時代の遺跡が多い。南に延びる稜線上の石灰山(石山)は,幕末より昭和47年まで石灰石を採掘し,白い岩肌を見せている。弓削の中心街は,南麓の砂州の上に立地。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7201438