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蒼社渓
【そうじゃけい】


越智(おち)郡玉川町の南部,蒼社川上流の渓谷。玉川ダムの南方力石付近からは岩肌の露出したV字形の峡谷となり,山地は共有山組合により植林されたスギの美林が広がる。ここから幅約4mの木地奥林道に沿う約10km,五丈ケ滝付近までが蒼社渓で,奥玉川の名にふさわしい自然の世界が展開する。低山性の丘陵の多い越智郡では,唯一の高山帯の部分で,雨量も多く各種のシダ類や昆虫が多く,動植物の宝庫といわれている。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7201930