100辞書・辞典一括検索

JLogos

10

西ノ冠岳
【にしのかんむりだけ】


周桑(しゆうそう)郡小松町大字石鎚と上浮穴(かみうけな)郡面河(おもご)村との境にある山。標高1,894m。東の石鎚山(1,982m),西の二ノ森(1,929m)の中間にあり,石鎚山系の中で最も地形急峻な部分である。地質は新第三紀の安山岩よりなり,地形は山頂まで壮年期の険しい地貌を呈する。特に北斜面は石鎚断層の急崖である。山頂からの眺めは雄大で瀬戸内海と道前・道後(松山)の平野が眼下に見下ろされる。石鎚国定公園に属する。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7202577