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二ツ岳
【ふたつだけ】


宇摩(うま)郡土居(どい)町大字浦山と別子山(べつしやま)村との境に連なる法皇山脈(赤石山系)の中の山。標高1,647m。山頂付近は角閃岩よりなり,烏帽子岩など多くのピークがあって変化に富んでおり,登山家に知られている。山名は鬼の角のように特に鋭いピークが2つあることに由来する。小林一茶が「雨かすむ貴地(木地)のあの山めづらしや」(寛政七年紀行)と詠んだのはこの山という。頂上からは北は瀬戸内海,西に石鎚連峰,東に徳島県剣(つるぎ)山と展望が開け,春にはアケボノツツジが咲きそろう。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7202909