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御祓川
【みそぎがわ】


喜多郡五十崎(いかざき)町大字宿間(しくま)から小田川と分かれて町内の旧御祓村領域を東流する川。最上流の水源地一帯は内子町大字大瀬字池田地区で,周囲を600~800m級の山稜が取り巻いている。長さ11.3km,流域面積21.5km(^2),低地は0.3%。弱変成作用を帯びた秩父古生層の北縁帯にあたり,その地層の目に沿って東方へ延びる浸食谷であるが,幅広い硬軟岩種構成の影響を受けて,上流および下流部に局地的な峡谷が,また中流部に細い谷底低地(旧御祓村の中心部)が開けている。河川沿線に県道坊屋敷小田線が走り,中流部で県道横山内子線が斜交している。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7203241