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馬島
【うましま】


北九州市小倉北区の響灘に浮かぶ島。面積0.26km(^2)。古第三紀層からなる台地状の島で,最高地点は34m。近くに無人の金崎島・和合良島・片島などがあり,検疫所で有名な北東の下関市六連(むつれ)島からは300mしか離れておらず,小六連とも呼ばれる。島名の由来は,馬の牧場があったとも,馬をのせた舟が近くで遭難したためともいう。居住者は昭和55年で16世帯60人,学校がないため島の子は小倉南区富士見地区のひびき寮から,城野小学校・城南中学校に通学。半農半漁の島であったが,LPG基地計画により農地の大部分は買収されている。渡船は小倉北区の浅野町の桟橋と30分で結び,通常は1日2便,海水浴シーズンは4便就航する。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7209486