100辞書・辞典一括検索

JLogos

11

田川盆地
【たがわぼんち】


遠賀川水系の彦山川とその支流中元寺川,および周防灘に注ぐ今川流域にある,南北に細長い盆地。田川市と田川郡の香春(かわら)・赤池・金田・方城・糸田・川崎・添田・大任(おおとう)の8町,赤村を含む。面積363.32km(^2),人口約17万人。東を貫(ぬき)山地,西を金国・戸谷ケ岳の両山塊,北を福智山地,南を英彦山山地が囲む。彦山・中元寺・今川流域に細長い沖積地が開け,盆地中央には比高100m前後の緩やかな起伏をもつ第三紀丘陵の田川東丘陵・田川中央丘陵があり,南部の英彦山一帯は,大分県側に続く耶馬日田英彦山国定公園に属する。筑豊炭田の一角であったが,現在は石灰石を関ノ山・船尾山・香春岳などで採掘。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7212479