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八木山川
【やきやまがわ】


飯塚市から鞍手郡宮田町へ流れる1級河川。流長17km,流域面積47.6km(^2)。遠賀(おんが)川水系に属する。飯塚市八木山の八木山高原に源を発して北東流し,鞍手郡若宮町三ケ畑の日吉で小谷川を合わせ,以後,宮田町の宮田地内を流れ,千石を経て太蔵で犬鳴川に合流する。流域は,谷が深く深淵も多く,特に笠置北麓の部分は千石峡と呼ばれる美しい峡谷を形成し,中生代後期の地質(脇野亜層群)の模式的露出を見ることができる。上流の若宮町三ケ畑の力丸には昭和40年完成の県営力丸ダムがあり,直方(のおがた)市・北九州市へ送水される。八木山川漁業協同組合による放魚も行われる。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7215293