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市ノ江川
【いちのえがわ】


佐賀郡大和(やまと)町で嘉瀬川から分水し,駄市川原(だいちがわら)・福田・平尾・坪上・寄人(よりうど)・小里・東淵の各集落の灌漑用水として利用され,古瀬川(巨勢川)に合流する川。この川は元和元年成富兵庫茂安が,古瀬の高尾から尾崎までの萱野を開かせる目的で開削した(疏導要書)。地名の由来は,国府の市場に当たる港という意味からきたものである。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7215976