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楠久川
【くすくがわ】


伊万里(いまり)市山代町地区の西南部,傾動地塊国見山地の断層崖を,小河川を合わせながら東流し,同町楠久津で伊万里湾に注ぐ川。延長2.0km,流域面積2.13km(^2)。源流付近は台地状山地を形成し,中世松浦党の本拠があった(いまりの歴史散歩)。また,中・下流部付近一帯は,近年まで石炭産業が盛んであった。下流部右岸一帯は,18世紀末ごろから干拓された(永尾家御用日記)。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7216789