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皇后島
【こうごじま】


長崎湾の入口近くにある陸繋島。長崎市に所属する。「ねずみ島」の別名で呼ばれ,面積0.018km(^2)の小島であった。明治35年に長崎遊泳協会が設立され,翌36年から肥後熊本藩の小堀踏水術で,この島を道場として活動が始まった。長崎の子供たちは大波止から連絡船で渡り,夏休み期間に水泳訓練を受けた。昭和47年長崎外港計画による埋立てが実施され,海水汚濁等で道場は閉鎖され,長崎市民総合プールで水泳訓練は継続されている。島は昭和54年工業用地造成工事によって陸続きになった。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7220598