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寺島
【てらしま】


宇久島の南西に位置する島。北松浦郡宇久町に所属する。面積1.3km(^2),最高地点38m。古くは照島の字を当てたようであるが,宇久町平郷の東光寺の寺領であったことから寺島と呼ばれるようになったという。また,罪により遠島された流人の島であったともいわれる。安山岩からなる台地状の島であるが,北側に円形の湾入を持つ独特の形状を示しており,北西部は牛角状の細長い半島となっている。また,西端のノリ瀬にはポットホールが見られる。島の大部分は畑あるいは肉牛の放牧場として利用されており,約100名の住民が住み,農業あるいは漁業に従事している。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7221760