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山ノ田水源池
【やまのたすいげんち】


佐世保市桜木町,佐世保川上流にある北部水系の水源池。堤高24.5m・堤頂長310m・集水面積4.5km(^2)・満水面積9万9,000m(^2)・満水位標高106.62m。容量は有効水深18.1m・有効貯水量55万1,000m(^3),1日の取水能力は8,000m(^3)。貯水池ダム型式はアース型。日清・日露戦争の経験から軍港設備の拡充がなされ,海軍2番目の水源池として明治41年に完成した。佐世保市は海軍の余水を分水してもらうことにし,延長9里10町30間(36.5km)の配水管工事を行った。当時の給水戸数は7,890戸・給水人口3万4,636人で,1日の平均使用量は1,764m(^3)であった。料金は1石(180m(^3))当たり9厘であった。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
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